おしらせ

『 初しぼり式 』を開催しました。

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  11月20日。おかげさまで今年も初しぼりを迎えることができました。心よりお礼申し上げます。
 
  酒造業界では昔から、酒造りが始まって最初のしぼりを“初しぼり”、あるいは“初揚げ”といい、新酒のしぼりが無事に迎えられたことを記念して、式典や祝宴を催す習慣があります。

  酒造りは一般的には秋から春までの寒い時期に行われ、約半年間続く長い期間には、様々な節目があります。蔵入り、初洗い、初しぼり、甑倒し、皆造などなど。その中でも、初しぼりは、酒造りに携わる者にとっては、その年の酒造りの最初の結果が出る緊張の一瞬で、お客様にとっては、待ちに待ったしぼりたての新酒の蔵出しの始まり。他にはない感慨深いものがあります。

  若戎酒造では、一昨年より、初しぼりの感動を皆様方と一緒に共有していただきたく、関係者をお招きして、大村神社より金山宮司のご祈祷により、初しぼり式を開催しています。そして、その初しぼりのお酒は、その日のうちに瓶詰めして出荷。日本酒シーズンの到来、若戎のしぼりたての蔵出し伝えるお酒、そして、お祓いを受けた縁起の良いお酒として大好評で、今年も1800mlが300本、720mlが600本限定で、地元の酒販店をはじめ、約30店の酒販店で、今期最初の義左衛門、『初しぼり 純米吟醸 義左衛門』として特別限定販売されます。
  9月下旬に原料米が入荷しスタートした、平成19酒造年度の若戎酒造の酒造りは、4月中旬までの半年間続いていきます。そして、1年を通してお楽しみいただく一般的なお酒をはじめ、しぼりたて、花見酒、生酒、ひやおろしなど、季節に合わせた旬のお酒となって出荷されます。

  日本酒の魅力は季節感。この『初しぼり』をスタートに、旬の美味しいお酒をつぎつぎと、お客様にお届けしたいと思います。

『 初しぼり 純米吟醸 義左衛門 』は、ご予約分で完売しました。

 

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