おしらせ

 


立春の朝に搾り上がったお酒をその日のうちにお届けする日本名門酒会の『立春朝搾り』。三重県で開催する若戎酒造の『立春朝搾り』は、おかげさまで十二年目を迎えました。これも皆様方のおかげと、心より感謝しています。ありがとうございます。
 
  造り/純米吟醸・生原酒
  使用米/五百万石(富山県産)  精米歩合/60%
  使用酵母/若戎六七号酵母(WK-67)
  日本酒度/-2.0  アルコール分/17度台
  酸度/2.0     アミノ酸度/1.5
  出荷本数/1800ml・738本  720ml・3,383本

爽やかでフルーティな香り、ふくよかな旨味が口中に広がり、それでいてキレの良い味わいに仕上がっています。本日、搾り上げて瓶詰したばかりのこのお酒は、しぼりたての醍醐味である生まれたてのフレッシュで躍動感溢れる味わいを、存分にお楽しみいただけます。
 
 今期の若戎酒造の『立春朝搾り』の酒造りは、昨年10月26日、原料米の酒造好適米・五百万石が、富山から入荷してスタートしました。到着後間もなく自社にて60%まで精米。お酒の「モト」である酒母の仕込みを12月24日に行い、年をまたいで14日間、じっくりと丁寧に育てました。
 
1月7日から、醪の仕込みを開始。伊賀青山は年明けから厳しい冷え込みとなり、絶好のコンディションの中で、仕込み作業を行うことが出来ました。毎日、状貌(醗酵の様子)、そして、味と香りを確認して、比重やアルコール度、酸度、アミノ酸度を分析。細心の注意を払いながら、温度管理を行い、醪を見守ってきました。

今期の造りでは、さらなる品質の向上を目指して、より細かく丁寧な原料処理を行い、また、強い麹造りをおこないました。2月3日、醪は24日目を迎え、上槽を開始。立春の未明に搾り上がったお酒は、深夜から瓶詰を始め、早朝からは予約受注した19の酒販店も参加して、総勢60名で協同でラベル貼りや箱詰め作業を行い出荷の準備を進めました。

協同作業は、7時には無事に終了。大村神社の金山宮司様の御祓いを受け、無病息災、家内安全、商売繁盛を祈願した縁起の良いお酒『立春朝搾り』が完成しました。

その後、参加した酒販店の関係者は、蔵元手作りの朝御飯「立春朝御飯」を囲んで、お互いの労をねぎらい、その日のうちにお客様へお届けするために、休む間もなく帰路に着きました。

「若々しさ」と「えべっさん」にちなんだ縁起の良い酒『若戎』。めでたさいっぱいの若戎の『立春朝搾り』で、新しい春の到来をお祝いください。

笑顔に乾杯!!  若戎。



『立春朝搾り』は、日本名門酒会(本部:株式会社岡永)の特別限定酒です。
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