三重県で開発中の酒米「三重酒18号」。その名が『神の穂』に決まりました。
昨年の夏、一般公募により名称の募集を行い、175点のご応募の中から、吉田和美さま(松阪市在住)の『神の穂』が、候補名として選ばれ、10月に品種登録の出願申請が行われていました。年が明けた平成20年1月15日、めでたく官報で出願状況が公表され、2、3年後には、『神の穂』として、正式に品種登録される予定です。
名付けにあたってのイメージは、「神の田でとれた美味しい酒米」。三重は言わずと知れた神の国。神の国で生まれ、神の国で育った新しい酒米。この『神の穂』で醸したお酒が、3月21日より販売が解禁されました。
若戎酒造では、今期、この『神の穂』を使用して、純米吟醸酒を醸しました。この度、試験販売として、「中汲み」でお届けさせていただきます。
この初の三重県オリジナルの酒米『神の穂』の誕生をきっかけに、よりいっそう地元に愛され、育まれる地酒となるよう取り組んでいく所存です。
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