若戎の酒づくり

若戎の水

酒づくりに最適な恵まれた名水を使用

伊賀盆地、室生赤目青山国定公園の麓にある若戎では、四方の山々から流れでた清水が地下水となり、きめ細かい酒を醸す軟水の伏流水として豊富に溢れています。
この恵まれた良水が若戎の酒づくりにはかかせません。

若戎の水

若戎の水

若戎の酒米

地元・伊賀で作られた良質の「山田錦」、三重の酒米「神の穂」

昭和61年(1986)、6代目・重藤久一が三重県でも「山田錦」を作るように農家に働きかけ、伊賀地方でも良質の「山田錦」(三重山田錦)が採れる様になりました。
伊賀は、古琵琶湖層の肥沃な土壌、淀川水系の木津川上流のきれいな水、伊賀盆地の日夜は寒暖差の大きい気候により良質の米が採れる恵まれた土地です。
若戎では、「山田錦」の他に、三重県オリジナルの酒米「神の穂」、三重県産の「五百万石」など地元のものを中心に使用しています。

若戎の酒米

若戎の精米

精米歩合が高く、洗練された米

若戎の精米歩合の平均は58%です。一番白精米歩合の高い大吟醸用は35%です。ヒビ割れない様に、原型を保って磨かなくてはならないので、精米歩合が高くなるほど、気を遣って精米します。造りのタイミングに合わせ、丁寧に自社で全量精米しています。

若戎の精米

若戎の酵母

製品ごとに使いわけた多種多様な酵母

若戎では、香りの高いもの、味わいのあるものなど自社保存酵母として多種多様な酵母を持ち、その製品ごとに使いわけています。近年では、三重県独自に開発されたオリジナルの酵母5種(MK-1、MK-3、MK-5、MK-7、MLA-12)のそれぞれの特性を活かしたお酒を醸しています。

若戎の酵母

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