おしらせ

「 若戎 立春朝搾り 平成22年 庚寅」 どうぞご期待ください。


 師走を迎え、立春まであと2ヶ月。今年も『立春朝搾り』の足音が、少しずつ聞こえてきました。

  11月9日、『立春朝搾り』の原料、酒米・五百万石が、富山から届きました。入荷するすべての原料が大切ですが、この『立春朝搾り』の原料米は、仕込み前からお取り扱いいただく酒販店様のお顔が思い浮かべられるお酒、また、一発勝負のお酒のお米ということもあって、特別の思いがわいてきます。「どうか今年も良いお米が届きますように。」今年も期待通りのお米でした。じっくりと丁寧にこの五百万石を磨き上げ、現在、精米中に失った水分を取り戻すため、蔵の中でひっそりと調湿のための眠りについています。この五百万石の洗米作業まで、あと2週間余り。お酒のモトになる、酒母の麹米からのスタートです。

  若戎の『立春朝搾り』は、今年で9年目。皆様方にその輪をひろげていただき、春の到来を祝う記念のお酒として、たくさんのお客様に心待ちにしていただけるようになりました。本当にありがとうございます。
 
  前回もお召し上がりいただいたお客様から、たくさんのメッセージをいただきました。

「1年目から欠かさずに飲んでいます。今年は20歳になった息子と飲みました。最初に飲んだときにはまだ中学生だったのかと思うと、いろいろな思いが込み上げてきました。息子との最初のお酒に、若戎の立春朝搾りを一緒に飲めて、最高の気分です。来年は娘が20歳なります。美味しいお酒を期待しています。」  (三重県・伊賀市・男性)

「お酒は少し控えるようにと言われていますが、この立春朝搾りだけは、1年に1回、自分へのご褒美に、1年無事に過ごせた感謝の気持ちと、また1年頑張ろうという決意の気持ちを込めて楽しませていただいています。」  (愛知県・名古屋市・女性)
 
  こんなお客様のお声をいただけるのも、この『立春朝搾り』の醍醐味。次回はどんなお便りがくるだろう。もっとお客様に喜んでいただきたい。そんな思いを胸に、心と技をさらに磨いて頑張ります。
 
  今年は、若戎の主力ブランド「義左衛門」の醸造25周年。この記念の年の『立春朝搾り』。どうぞご期待ください。
 
  平成22年 庚寅 2月4日、スタッフ一同、皆様方とお会いできるのを楽しみに、お待ちしています。

 

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