おしらせ

土地の鎮めの「要石」






まいど!!おおきに。コエビスでございます。

若戎の『立春朝搾り』は、平成14年にスタートして以来ずっと、地元の大村神社の金山宮司様のお祓いを受けた、とっても縁起の良いお酒です。

大村神社の歴史はとても古く、2000年以上も前から、この地の開祖が祀られている記録が残っています。本殿の隣には、国の重要文化財に指定されている、彩り鮮やかに装飾された「宝殿」や、虫が喰ったようにこぶのとれた珍しい「虫喰鐘」などがあります。

コエビス 「宮司さん、お社を囲む木がとても太くて立派ですね。ここは、小高い丘の上にありますが、ここだけ別世界。静かで何か大きなものに包まれている不思議な感覚になりますね。」

金山宮司 「そうですね。この大村の森は、ムササビやフクロウなどの珍しい野鳥の姿も見られる、自然豊かなところなんです。」

 コエビス 「え!?ムササビですか。一度みてみたいなぁ。ところで、大村神社にお祀りされているのは、どんな神様なんですか?」

 金山宮司 「第11代垂仁天皇の皇子で、伊勢神宮を奉鎮された倭姫命(ヤマトヒメノミコト)の弟君の息速別命(イコハヤワケノミコト)が、この地の守り神“大村の神”としてお祀りされているんです。」

コエビス 「伊勢神宮ともゆかりがあるんですね。それに、大村神社は地震の守り神としても有名ですよね。」

 金山宮司 「そうなんです。奈良に春日大社が造られ、茨城の鹿島神宮の神様をお迎えする際、道中にこの地で休まれ、「要石」を据えられたそうです。この「要石」が地震除けとなり、お守りいただいているんです。実際に、今までこの青山の地は大きな地震の被害はないそうです。地震の研究者の方々も、この「要石」に注目しているんですよ。」

 コエビス 「先ほどから、参拝の方々が、お社の両側におかれたナマズに水をかけてらっしゃいますね。」

 金山宮司 「昔から神様の使いと言われているなまずに水を掛けて、願かけをし神様に願い事を届けてもらうんです。」

 最近、“パワースポット”が話題になっていますが、この「要石」も注目を浴びているようです。そばにしばらく立っていると、体の調子が良くなってきたり、やる気が出てきたりと、不思議なパワーがもらえるとか・・・。ぜひ一度お試しを。

 いつ来ても掃除が行き届いていて、とっても清々しい気持ちになれる大村神社。運が良ければ、金山宮司様のとっても楽しいお話を伺うことが出来るかもしれませんよ 。

 







         こんなかわいいなまずのストラップも・・・