おしらせ

若戎『立春朝搾り』平成22年庚寅、私たちがお届けします!!


  立春の朝に搾り上がったお酒をその日のうちにお楽しみいただく『立春朝搾り』。若戎酒造の『立春朝搾り』は、おかげさまで9年目を迎えました。今年も皆様に『立春朝搾り』をお届けできることを、心より感謝しています。

造り/純米吟醸・生原酒
使用米/五百万石(富山県産)  精米歩合/60%
使用酵母/若戎67号酵母 (WK-67)
日本酒度/-1.0  アルコール分/18度以上19度未満
酸度/1.9     アミノ酸度/1.3
出荷本数/1.8L:約500本  720ml:約4000本

 爽やかでやさしい香り、米の旨味を引き出した、ふくよかな味わい。本日搾り上げて瓶詰したばかりのこのお酒は、しぼりたての醍醐味である躍動感溢れる味わいを、存分にお楽しみいただけます。
 
  今期の若戎酒造の『立春朝搾り』の酒造りは、昨年11月9日、原料米の酒造好適米・五百万石が、富山から入荷してスタートしました。到着後間もなく自社にて60%まで精米。お酒の「モト」である酒母の仕込みを12月25日に行い、年をまたいで15日間、じっくりと丁寧に育てました。
  1月8日から、醪の仕込みを開始。伊賀青山は、年明けから冷え込みが厳しくなり、絶好のコンディションの中で、仕込み作業を行うことが出来ました。毎日、状貌(醗酵の様子)、そして、味と香りを確認して、比重やアルコール度、酸度、アミノ酸度を分析。細心の注意を払いながら、温度管理を行い、醪を見守ってきました。
  今期の醪の品温の経過は、大吟醸並みの低温で推移することができました。2月3日、醪は25日目を迎え、上槽を開始。立春の未明に搾り上がったお酒は、深夜から瓶詰を始め、早朝からは予約受注した19の酒販店も参加して、総勢60名で協同でラベル貼りや箱詰め作業を行い、出荷の準備を進めました。
  協同作業は、7時には無事に終了。大村神社の金山宮司様の御祓いを受け、無病息災、家内安全、商売繁盛を祈願した縁起の良いお酒『立春朝搾り』が完成しました。
  その後、参加した酒販店の関係者は、蔵元手作りの朝御飯を囲んで、お互いの労をねぎらい、その日のうちにお客様へお届けするために、休む間もなく帰路に着きました。
 「若々しさ」と「えべっさん」にちなんだ縁起の良い酒『若戎』。 めでたさいっぱいの若戎の『立春朝搾り』で、幸せいっぱいの春をお迎え下さい。

「 笑顔に乾杯!!  若戎。」






 
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