おしらせ

『 純米酒 若戎愛農 』 誕生!!

若戎愛農 純米酒


 
 
  若戎酒造では、今春、同じ伊賀青山にある日本唯一の私立の農業高校「愛農学園」の生徒の皆様が育てたお米を使った酒造りに挑戦しました。この度、そのお酒が夏越しをして飲み頃を迎え、この度『 純米酒 若戎愛農 』として製品化。いよいよ10月18日、蔵出しを開始します。

 このお酒の原料に使用されたお米は、特別栽培米のコシヒカリ。学園の生徒の皆様によって、学園のすぐそばにある伊賀市別府の田圃で、農薬と化学肥料を一切使わずに、真心を込めて栽培され、昨秋840kg(28俵)が収穫されました。

 コシヒカリ100%の酒造りは、若戎酒造では初挑戦。造るお酒は、自然を大切にし、有機農業教育を実践する「愛農学園」の思いを受けて、“純米酒”になりました。仕込み作業は、3月10日にスタート。自社精米所で、精米歩合70%まで丁寧に磨かれた白米590kgで、1つ1つの工程を、米の特質を確かめながら進められました。醪は順調に醗酵し、4月11日に無事に搾られ、“火入れ”と呼ばれる加熱処理をした後、蔵の中のタンクに貯蔵され、静かに熟成の時を刻んできました。

 この度、夏越しをして味わいに円みを帯びて飲み頃を迎え、10月18日、いよいよ蔵出開始。1年目の出荷数量は1.8L/約500本、720ml/約750本で、若戎酒造直売所、愛農ネット本部販売所(愛農学園内)をはじめ、地元酒販店を中心に限定販売されます。価格(税込)は、1.8L/2,940円、720ml/1,470円。このお酒の売り上げの一部(1.8L:100円/本,720ml:50円/本)は、これからの日本の農業を支える若者ために、その支援の活動に寄付される方向で企画が進んでいます。

 伊賀青山の「若戎酒造」と「愛農学園」が、力を合わせて誕生した、生粋の伊賀青山のお酒。スッキリと爽やかな、まさに青春の味わい。秋上がりした円熟の味をお楽しみください。

 なお、今秋のお米の収穫は、10月11日より開始。そして、そのお米での酒造りは、来年2月21日に精米作業がスタートし、4月中旬頃、新酒となって搾られる予定です。また、今後は、「若戎酒造」と「愛農学園」の交流をさらに深めていけるように、米作りや酒造りでの協同作業を企画しています。



『 純米酒 若戎愛農 』にまつわるエピソードを
ご紹介させていただきます。

   
愛農学園農業高等学校

品田茂 (企画経営室長)
猪谷源基 (作物部)より
メッセージ
溝畑利行 若戎酒造 製造課長

若戎酒造

溝畑 利行 (製造課長)より
メッセージ

純米酒 若戎愛農 『 純米酒 若戎愛農 』

お酒について
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